全面リフォームの事例

荒川区西尾久 H様邸 戸建リノベーション

旧かばん製作工場を終の住処に耐震リノベーション!

仕事場兼自宅として二代にわたって住みつがれたH様邸は、工場を優先して計画されていたため、1階の真南が商品を出荷するガレージに、自宅の水廻りと台所が1階の北東部に、そして居室は全て2階にまとめられていたそうです。そのまましばらく廃業後も住み続けられていましたが、理想的な住まいとすべく、1階を主にフルリフォームを行いました。

物件データ

構造木造戸建て階数地上2階建て
築年数30年以上リフォーム完成年平成25年8月

家族でくつろげる和テイストの家

お問い合わせからプラン提示まで

1.  友人が多いので、人を招くことができる家にしたい。

H様夫妻は、それぞれ趣味を持ち社交的。

かばん工場を廃業し、1階の旧工場の広いスペースは、時にはダンスフロアに、時にはゴルフの素振り練習場となっていました。しかしこのスペースは長年使い込まれてなかなかの年季入りです。人を招いてくつろげるような部屋でもありません。さらに雨漏りがするなど不具合も発生していたため、ご夫婦は分譲マンションへの住み替えも検討して見学会にも足を運んだそうです。

最終的には「マンション住まい」が自分達には合わないと判断されたそうです。長年住んできた地元と住まいに愛着たっぷりのお二人は、既存家屋の1階で完結する住まいにしたいとリフォームをご希望されたのです。

2. 工場の機能優先で計画された住居。

広さを活かしきれていない住居

工場兼住居として先代が建築し、1階部分が107㎡、2階部分が84㎡と広いH様邸。

1階は工場と事務所があったので、住居スペースは8畳の台所兼食堂と浴室のみ。居室は全て2階に位置するため住宅が上下階で分断していました。さらに食堂に来客がいればお風呂に入ることができない間取りになっており非常に不便だったようです。

キッチン

そのためご家族が特に希望されたのは、いつでも入れるお風呂。そしてH様夫妻は自身の年齢も考慮し、1階のみで生活が完結できる住まいとしてリフォームすることで話はまとまったのです…が、ここから検討に時間を要しました。

3. 広い旧かばん工場をリノベーションするデメリット。

広すぎる家ならではのデメリット

フルリフォームをご希望されていたため、モノリス秀建が最初に提案したのは、いわゆるスケルトンリフォーム。

建物の構造体や外装はそのまま、内装を全て壊し、間取りを大きく変更してしまう方法です。もともと商品の搬出入のため、道路の接道が一番長い南側にガレージがありましたが、日当たりの良いその場所を家族でくつろげるLDKに変更する提案をされたそうです。
セオリー通りの提案をしたのですが、あるデメリットがあったそうです。

広すぎる家ならではのデメリット

100㎡強もある1階全体にわたって解体し、間取りを大きく変更すると、H様のイメージするご予算を超えてしまいました。
子世代が後々この家を引き継ぐかどうかは決まっておらず、Hさん夫妻も高齢のためもう少し予算を抑えたいと具体的に要望を伝えてこられたそうです。そこで“既存の大枠を活かしたリフォーム”をコンセプトに、再検討することになりました。

4. 計画の落としどころを、半年かけて探る日々。

「じっくり検討しました。」と話すモノリス秀建の渡辺社長ですが、ファーストコンタクトから施工までにかかった期間は約半年。

工場のリノベーションですから、床面積もゆとりがありますし間取りの選択肢も多くなります。一方で最良を望むと当然予算を超えてしまう。
設計担当の高橋さんは、計画の落としどころを探るために何案か図面を描いたそうですが、意外にも「こんな案はどうかな?」と、南側にガレージを残したまま北側リビングとするプランを提案してきたH様。

長い間住んでいる家ですから、室内環境は、当然設計者よりもお客様のほうが熟知しています。そのご意見をよりどころにして少しの工夫を加えれば、南側ガレージを維持したプランであっても予算におさまり満足できるリフォームになるのではないかと確信したそうです。

予算と設計の落としどころを、半年かけて探る日々
予算と設計の落としどころを、半年かけて探る日々
予算と設計の落としどころを、半年かけて探る日々

施工からお引渡しまで

1. まずは、安心して住める家へ。

まずは、安心して住める家へ

既存の柱や間仕切り位置は維持しながら、内装をリフォームする一方で、やはり気になるのは耐震面。

古い建物の場合、現行の新耐震基準に合致していないだけでなく、南側に開口部をめいっぱい設けるため、ひとたび大きな地震がくれば倒壊を免れないような耐力壁の少ない家屋も多いです。H様邸も工場という性格上、支えるべき場所に柱が少ないなど、安心して住むには不安材料が残る家だったため、耐震診断をし、筋交を入れるなどして安全面も確保しました。

また、新築当時から段差の多い家だったそうです。

年齢とともにバリアフリー住宅へのリフォームを検討する方も少なくありませんが、今回のリフォームを機に
不要な段差を調整し、フラットで安全な床へと生まれ変わらせたのです。

2. さて、リビングの明かりをどこから取ろう?

リビングの明かりをどこから取ろう?

一番明るい南側のガレージをLDKにする案が最良でしたが、既存の間取りを活かすことになり、工場だった北側部分がLDKとなることに。

一番光の当たるガレージは据え置きとなったので、リビングにどのように光を採り込むかが課題だったと設計担当者。そこで採用したものが、日本古来の建具である障子。障子はガラス窓のように外から見られることもなく、ドアのように光を遮ることはありません。

もともと和風のデザインをご希望されていたということもあり、障子の採用は即決となったそうですが、さらにガレージの壁を白い仕上げにリフォームし、南側の自然光を効果的に反射させ、障子を通じて明るいリビングを生み出 しました。

3. “家らしさ”を現場でプラス。

解体途中に現場で設計担当者が気になったこと。それは、既存の玄関から続く廊下の天井がやや高く、“家らしくない”と感じたことでした。既存を活かしたリフォームではありますが、天井は下地ごと造り替えることが多いため、どのように造るかは自由です。そこで天井高さを下げ、船底に造ることで、家らしいスケール感をもった廊下を提案したのです。

「現場を眺めていると、ちょっと味付けしようと思う時があります」と設計担当者。全体のバランスを見て工事を進める工務店と巡り合うことで、より質の高い住まいが完成するのではないでしょうか。

じっくり検討を重ね、着工までの時間を要したものの、そこからは非常にスムーズに進んだというH様邸。大変満足されて、その後も外装メンテナンス工事の依頼を受けたそうです。お客様にリピートしたいただけるのは工務店にとっても嬉しい限りですね。

“家らしさ”を現場でプラス
“家らしさ”を現場でプラス
“家らしさ”を現場でプラス

1階に生活空間を集約することで、マンションのようにフラットな空間と、気兼ねなく暮らせる戸建ての良さの両面を手に入れることができました。
そして何より、人が集まれる空間へと生まれ変わったことを、H様は大変喜んでいたそうです。

建て替えとリフォームで迷っているのであれば、まずはモノリス秀建までお問い合わせを。
お客様に合った最善の提案をさせていただきます。

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